スマートフォンの爆発的な普及に伴いスマートフォンに関連する事件も急増しております。
当法律事務所にもスマートフォンがらみのご相談が増えています。
1 スマートフォンの普及状況
2008年に日本でiPhoneが発売されて以降、2010年に10%弱だった普及率は、2013年には60%を超えています。
特に20代での普及率が80%を超えると言われています。
スマートフォンの爆発的な普及に伴いスマートフォンに関連する事件も急増しております。
当法律事務所にもスマートフォンがらみのご相談が増えています。
1 スマートフォンの普及状況
2008年に日本でiPhoneが発売されて以降、2010年に10%弱だった普及率は、2013年には60%を超えています。
特に20代での普及率が80%を超えると言われています。
掲示板に書き込んだ者を特定するには、どの程度の時間が必要になるのでしょうか? 書き込んだ者を特定するには、まず、【1】掲示板の管理者に対して、IPアドレスの開示を求める仮処分を申し立てる必要があります。
次に、【2】IPアドレスを管理しているプロバイダに対して、書き込んだ者の氏名や住所等の開示を求める訴訟を起こし、判決をもらわなければなりません。
それぞれの手続きにかかるおおよその目安は、次のとおりです。 続きを読む
ここまで、ネット上であなたを誹謗中傷する書込を見つけた場合、その書き込みをした者を見つけるのに、50万円から55万円とかかることを説明しました。
では相手を特定した後は、どうしたら良いのでしょうか? 続きを読む
前回、「書き込んだ人を特定するためには、弁護士費用として、35万円から40万円かかる」というお話をしました。
弁護士費用とは別に、実費がかかります。
相手を特定するための実費としては、どのくらいの金額がかかるのでしょうか?
今回は、実費について説明したいと思います。
Zさんは、ネット掲示板に次のような書込をしました。
〉マルチ方式で四年後に上場を目指し
〉いまは会員と出資者を募集してるそう。
あっら~~
いよいよここじゃなくて、悪マニさんトコのネタになるのか……(遠い目)。
京都大の学歴を自慢したってやることがマルチじゃなあ……。まあ、あの自費出版批判本をみた限り、ダウンの人々が法律を遵守したまともな宣伝をすることなんざ期待できないわけだが。
これだけでは、何のことを言っているのか、サッパリ分かりませんね。
ところが裁判所は、この書込の前後の文章や、その掲示板の読者の知識からすると、この書込は名誉を毀損するものだと判断しました。
突然、あなたの名前や配偶者の氏名や住所が2ちゃんねるにさらされてしまったら、どうしますか?
今回ご紹介する事件は、2ちゃんねるで住所などをさらされてしまった人のお話し。
【東京地判平成21年1月21日】
X1さんとX2さんは夫婦です。
X2さんの氏名・住所、Xさん達の親族の氏名、親族の経営する会社の本支店の所在地・電話番号が、2ちゃんねるにさらされていました。
そこで、Xさん達は、この書き込みをした者を見つけ出し、その者に対して、プライバシー侵害を理由として、損害賠償を請求しました。
X1さんの請求額は550万円、X2さんの請求額は440万円でした。
さて、裁判所はこの請求を認めたのでしょうか?