インターネットでの名誉毀損事件で相手を特定するのに必要な費用(その1 弁護士費用)

インターネット掲示板で、誹謗中傷された場合、どうすれば良いのでしょうか?
インターネット掲示板の特徴は、一見して、どこの誰がその書き込みをしたのかが分からない点にあります。

ネット上で言われのない誹謗中傷を受けた場合、書き込んだ者を特定する必要があります。

では、相手方を特定するのに、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
こちらは、弊事務所の料金を説明するための図です。

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そもそもネット掲示板への書き込みは、誰によって書き込まれたかも、分かりません。

そこで、書き込んだ人を特定するために、まず、【ネット掲示板の管理者】に対し、問題となっている書込の【IPアドレス】を問い合わせる必要があります。

裁判をしなくても開示してくれるサイトであれば、着手金として5万円をいただき、無事開示されれば報酬として10万円の計15万円をいただくことになります。
裁判をしないと開示してくれないサイトであれば、手間が増える分、着手金10万円、報酬10万円の計20万円かかります。

IPアドレスが分かったら次に、その【IPアドレスを管理しているプロバイダ】(ドコモやOCN等)に対し、問題となっている【書込をした人の情報】(氏名、住所、携帯電話番号等)を明らかにするよう求めることになります。
この段階では、裁判をやらないと書込をした人の情報を開示しないプロバイダがほとんどですので、裁判を起こすことになります。
このときの着手金は10万円、開示されたときには報酬として10万円の計20万円がかかります。

(結論)
書き込んだ人を特定するためには、最低でも35万円から40万円かかります。


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