インターネット上のひどい書込を削除したり、相手を訴えたい場合・・弁護士がお力になります。 名古屋の隼綜合法律事務所

個人のお客様

書きこみを削除してほしい・書きこんだ人を訴えたい

誹謗・中傷などを「書きこまれた」場合

  1. 書き込みを消してほしい = 削除請求
  2. 書き込んだ者が誰か調べて、損害賠償等を求めたい

という対応が考えられます。

フローチャート:書き込まれてしまった場合の対応


1)書込を削除して欲しいとき

書き込みを削除して欲しいときには、まずは掲示板の管理者に対し削除を要請します。
要請通り削除されることもありますが、そうでない場合には、削除を求めて裁判を起こすことになります。


2)発信者の特定(賠償請求等の前段階)

「削除されればOK」というところにとどまらず、損害賠償等を求める事も可能です。

その場合には、まず書きこんだ者(「発信者」といいます)を特定しなければなりません。発信者を特定するには、書込のある掲示板の管理者に対し、その書き込みをした者のIPアドレス(インターネット上の住所)を明らかにしてもらう必要があります。これを「発信者情報開示手続」と言います。

管理者がIPアドレスを明らかにしない場合には、管理者を被告としてIPアドレスを明らかにするよう裁判を起こすことになります。(※この裁判には、少なくとも3か月程度かかります)

⇒ 裁判の結果「IPアドレスを開示せよ」という判決を得れば、管理者はIPアドレスを開示します。
IPアドレスが分れば、発信者が契約しているプロバイダ(どこのインターネット接続サービス会社を利用しているか)が判明します。

そこで次にプロバイダに対し、誰がその書き込みをしたのかを問い合わせることになります。
プロバイダが開示を拒んだ場合には、改めて裁判を起こす必要があります。
プロバイダが開示要求に応じるか、もしくは裁判で「開示せよ」との判決が下りますと、書きこんだ者の氏名や住所等が明らかになります。


3)損害賠償請求 / 刑事告訴

書きこんだ者が明らかになったところで、その後の対応を決めることになります。
名誉毀損を理由として損害の賠償を求める、あるいは、刑事事件として警察に告訴する等の方法を検討していただきます。


弁護士費用目安

段階(Level) 着手金 報酬金
Lv1: 書き込みの削除要請 11万円~ 11万円~
Lv2: 裁判 - 発信者情報開示手続 11万円~ 22万円~
Lv3: 損害賠償請求 / 刑事告訴 22万円~ 判決で認められた賠償額の17.6%程度

*投稿されたサイトや件数によって費用変動します


*弁護士費用=紺色文字で記載

【弁護士費用の例】

任意のIPアドレス開示に応じるサイトについては、Level 2-aで33万円、2-bで44万円の合計77万円の費用がかかることになります。
任意の開示に応じないサイトの場合、2-aで44万円、2-bで44万円の合計88万円ほどがかかることになります。
以上の弁護士費用とは別に、実費(交通費等)が必要となります。



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